直伝靈氣師範のながよしです。
ヒーリングをすると、施術者は疲れたりしないのかな?ってよく思われます。
使い方が正しいなら決して疲れたりしないのですが、疲れるって事はあるんですよね。
どんなことをしたら疲れるのでしょうか?
それは「私が治します」「治してみせます」っていう思いでヒーリングしちゃうとテキメンに疲れがきちゃいます。その思いが強ければ強いほど疲労も大きくなります。
これは、自らの経験で気づく事のできた大きな学びの一つです(#^.^#)。
ラベンダーにお越しの多くの方が体や心の不調から、健全を取り戻していかれました。
しかし、私が治したことは一度もありません。
治したのは、すべてご本人さんです。
私が靈氣を利用しておこなっている事は、人の病気や怪我を治す事ではなく、人の眠っている力を起こすことです。靈氣はそういうエネルギーだからです。
靈氣はそういうものだと思って扱う事ができていれば、後はご本人さんに任せておけば、うまい具合になんとかなっていかれるのですよね。
ヒーリング等を否定する考えの一つに、人の病気や怪我を治してあげる行為は人の学ぶ機会を奪うことと同じで、それをしてしまうことで施術者自身にその災いが降りかかるという恐ろしい噂を聞いたことがあります。
確かに、ヒーリングに限らず、人の学びを奪う行為はもしかするとそういう恐ろしい事を引き寄せてしまうのかもしれません。
靈氣をしていて「疲れ」が起きるときは、『「人の課題」はその人にやってもらうの、「私」がやってはいけないよ』っていう警告なのだと思っています。
だから疲れてしまう靈氣はしてはいけないのですよね。
私は靈氣が人の学びを奪う行為にならないと思っています。
それは、靈氣を受けられた方が、それによって早く改善しようが、思った以上に改善が進まなかろうが、ちゃんとなにかしらの「気付き」を得られているからです。
病気や怪我や心の不調うんぬんが、学ぶためにあるのだとしたら、その学びを得る事なく、治ってしまっては、不調になった意味がなくなると思うのです。
でも今まで見てきたお客さん達は、肉体が改善されたらそれで終わりではなく、必ずなにかしらの「気付き」を得られていたんですよね。
それはすべてご自身のなせる技。
靈氣は人の学びを奪うどころか、学びを促す働きをしてくれているのだと分かってきました。
今年に入ってすぐの頃、あるお客様から遠隔のご依頼がありました。
一家の大黒柱であるご主人さんが凍結で転倒して入院されてしまったのです。
一週間の遠隔ヒーリングをさせてもらっていたのですが、毎日のように、お礼と「気付き」の書かれたメールが届きました。
回復にはまだまだほど遠くいきなりの不運にさぞかし心を痛めておられるだろうと思いましたが、ご家族の絆も深める機会ができお子様もそんなご両親を見ていて喜んでいるのだという素敵な内容が逆に私の心を癒してくれました。
ときとして、残酷な事が身に降りかかることは誰にでもどこにでも起こりうることです。
魔法のように、何事もなかったようにすることも、身代わりになることもできないことですが、起きてしまった出来事からなるだけ多くの「気付き」を得てもらう術(すべ)を私は知っています。
もちろんそれが靈氣です( *´艸`)
それが決して人の学びを奪う行為ではないと信じています。
だから私に災いが降りかかることもないということも信じて日々靈氣に打ち込んでいるのでございます!(^^)!
得られた気付きが長持ちするようであれば、病気や怪我、心の不調も次第に減っていく事にもなるでしょう。
そんな形でこれからも、自分やご縁のあった方々の行く末を見守っていきたいと思います♪
ということで本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。