れいきにおいて「早く早く」は遅くなる呪文
直伝靈氣師範のながよしです。
手当てという言葉は昔からあるように、人の手には痛みや不安を軽減してくれるという不思議な力が元々備わっています。(気のせいではないのですよ(*^^*))
靈氣ヒーリングをしていかれるお客様にも、ご自宅で気休めでもいいのでご自分の手で気のなる所を当てるようにされると効果がでてきますとお伝えしています。
昨日お越しのお客様にも、初来店の時にそうお伝えすると、それから毎日ご自身に手を当てるようになられたのです。
彼女のように手を当てる習慣がついてくれると、気負わずできるようになるのでめんどくさくならなくてもいいですね。
その彼女がこのような質問をされました。
「れいき、ありがとう~」って言いながら胸に手を当ててます。そう思ってれいきをするのはダメですか?
全然いいですよ💛「早く治れ~」とか「早く良くなって欲しい」と念や願をかけずに「純粋に」感謝の気持ちで手を当てるのはとってもいい事です。
すると、
それなら私は「ありがとう」の気持ちの中に「早く治して」という念を沢山込めていたと思います・・・。
と正直に言って下さいました。
正直に話してくれて良かったです。(#^^#)
このまま念や願を込め続けてれいきしても、疲れる割に効果もさほどなかったでしょうからね。
これは靈氣療法士さん達にも言えることですが、靈氣実践において焦る気持ちは余計効果を遅らせることになってしまいます。
「早く治って!」「早く治りますように!」という思いは、もっともっと今よりもっと沢山「エネルギーが出て欲しい!」という気持ちを招いてしまうのです。
詰め替え用のシャンプーをボトルに注いだことのある方はイメージできると思うのですが、ボトルの穴は決まっていてスムーズに液体が注がれる量や流れ落ちる速度もだいたい見ていたら把握できますよね。
その速度を知っているのに、慌てている時って、ついもっと早く沢山中に入って欲しいと、詰め替え容器の角度をより高くあげ、結果ボトルの穴には入らずボトルの外に落ちて「あわわわわ💦」ってなっちゃいますね。
またそれが液体じゃなく粉や粒だと、一気にその穴にめがけて粉や粒が集中するから、目詰まりして結果、容器に入ることができなくなりますね。
個体や液体や気体よりもっと微細なエネルギーだとしても同じ状態になるんです。
シャンプーの詰め替え作業は目に見えるから、あわわわわってなった時点で、またベストな角度に正せばいいけれど、れいきをしているときは見えないから、正すのが難しいですね。
しかし、れいきをしている時もシャンプーの詰め替え作業をしているときも、心境はまったく同じ状態なのです。
ですから心境を確認すれば、エネルギーの”目詰まり”を防ぐことができるんですよ。
今の心の状態は、ボトルにシャンプーをスムーズに詰め替えられている時の心の状態に似ているだろうか・・・慌ててボトルの外にこぼしていないだろうか・・・って想像してみるといいと思います。
れいきにおいては、「早く早く」「もっともっと」という思いは現状よりも「遅く遅く、そして少なく少なく」という結果を招く呪文のようなもの。
しかし、その気持ちを無くして穏やかに手を当てて頂くことができたら、いつかは確実にシャンプーが満タンになるようにエネルギーも満タンに満たされていきますから、そう心がけて、「手当て」なり「靈氣」なりをして頂けれたらと願っております💛
心の在り方で損しちゃたらもったいないね。れいきは上手に活用すれば本当に私達をあらゆるものから救い出してくれるものです。
それを良ーく知っているからこそ、私も陰ながらこうしてサポートして、皆さんにれいきを大好きになって頂けるように尽くしていきたいと思っている次第なのです。(*^^*)
ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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