最期に「まだしてあげれる事」があるって幸せ

直伝靈氣師範のながよしです。

靈氣は人が生きている間中、なるだけ楽な状態で生きていられるようにしてくれるものです。

寿命まで時間が沢山ある人には、何度も何度も病気や怪我を『早めに』治癒させ、あるいは気付きを与えてくれて、なるだけ沢山楽な時間を過ごせるよう働きかけてくれるのです。

そして寿命まで時間のあまりない人には、治癒という形ではないけれど、楽な状態のまま残りの時間を過ごさせてくれるよう働きかけてくれるのです。

昨日お客様からLINEが届きました。

靈氣ができて、本当に良かったなと今日改めて実感できました!

と。

実は彼女のおばあ様がもう長くないとのお知らせがあったようで会いに行かれたら、その際「足が痛い」と訴えられていたそうなので、摩りながらいっぱい靈氣をさせてもらっていたそうですよ。

痛くて夜も寝れないおばあ様にとっては、ぐっすり眠れる夜が一日でもあるとしたらそれこそこの上ない極楽でしょうね。

きっとおばあ様、昨夜はぐっすり眠れたんじゃないかな(#^^#)

人生の中では、必ず何度かは最期を迎える方のお見舞いに行く事があると思います。

おそらくどんな方でも、辛そうにしている患者さんを目にしますと、可哀そうにと憐み切ないような重苦しい気持ちでいっぱいになってしまうんじゃないでしょうか。

私も靈氣を習う前までは、正直、最期のお見舞いは辛くてできれば行きたくない気持ちがあったのです。

しかし、靈氣ができるようになって、「私にも最期にまだその人にしてあげれることがある」そのお役目をさせてもらいに来たのだと、そう思うと会うのが辛くなくなっていきました。

靈氣をさせてもらったら(傍からは、摩ったり手を握っているだけにしか見えませんが)そのかたの苦しそうな表情が和らいでくれるので、私の心はそれだけで明るく清々しい気持ちで病室にいる間いられたのです。

与えているようで与えられていたようです。

今回のお話しも、おばあ様もそうですが、きっと彼女の心も切なく暗い気持ちだけではなく、明るい光も射してくれていたんじゃないかなと思っています。

 

不謹慎かもしれないけど、靈氣がなかったら、私は今でも誰の最期の見舞いであっても心から行きたいとは思えていなかったでしょう。

人の出来る事には限界がありますが、その限界を超えた安らぎの世界にこんなに簡単に触れる事ができたのは、やっぱり靈氣のお蔭です。

 

改めて本当に靈氣が出来て良かった!

彼女のその報告で私も改めて靈氣を知ってもらえて良かったって思う事ができました💛

どうか彼女のおばあ様がぐっすり眠れる夜が一日でも多くありますよにお祈り申し上げます。

ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。