「誰かのため」に何かを考えている時の時間は幸せ?

直伝靈氣師範のながよしです。

先日お客様が「最近人の事を考えていると、エネルギーがもの凄く消耗してしんどくなる」というようなお話しをされていました。

自分以外の誰かの事を思ってあげることは、人の持っている思いやりだったり優しさだったりするので、それを考えている時間は本当はワクワク楽しい気持ちになるのかと思います。

たとえば野菜が沢山とれたから、そうだお隣さんにあげようかな~とか、ここまで段取りつけておけば次のシフトの人も助かるなかとか、誰かの助けになることや喜んでもらえることを想像しながら考えていると自分も幸せな気分になれますよね。

でもときどき、人の事を考えると、しんどくなるって事も確かにありますよね。

そういう時と言うのは必要以上の事をしてあげようとしている時、もしくは必要のない事をしてあげようと考えていてる時なんだと思います。

誰かを思って何かをやるのであれば自分のできる範囲内でやるのがとっても大事ですね(*^^*)

その境目は、ポジティブな気分か、ネガティブな気分で分かると思います。

 

彼女のお話しに戻りますが彼女は社会に出始めの頃に鍛えられた上司に自尊心をこっぴどく崩されそれがトラウマで今だに自信を持てずに苦しんでおられました。

それに加え

私さえもっと出来る人間だったらこの上司もパワハラ上司になることもなかっただろうに・・・

そもそもこんな上司に出逢ってしまったのは因果応報、私も学生時代に傷つけてしまった人がいる。私もその人の人生を狂わせてしまったかもしれない・・・

と自分と出逢った人達への罪悪感でいっぱいで、どうしてあげたらいいんだろうと思ってしんどくなっていらっしゃるようでした。

自己中だと決して思いつかないような発想ですね(^^ゞ

 

過去に何かしてしまった相手に対する償いは、(その人にもう会えないのだとしたら)「あの時は悪い事をしたな」って気付いてあげる事だけで完了です。それ以上の事はできないし必要もありません。

自分のせいでその人の人生が狂ってしまうこともありません。

自分はその人の人生にエッセンスを加えただけで、その人の人生はその人自身が作り上げていけばどうにでもなるものです。

その代りに、未来で出逢う人達に対して、もう「あの時した悪い事」はしないと誓えば、償いは十分に果たされますね。

もう一人、「出来の悪い自分」のせいで「パワハラ上司」にさせてしまった上司に悪いなって罪悪感を持っているのであれば、上司から浴びせられた「ありもしない洗脳」から一刻も早く抜け出し、自尊心を彼女自身の力で取り戻す事が一番の償いであり、「仕返し」になりますね。

必要のない方向に償いや奉仕をしようとしたら、ちゃんと体はそれは違うぞって教えてくれます。

その警告を無視せず、正しい方向に思いやりや優しさを注いでいけば、しんどさは消え、いつしか幸せな気持ちでいっぱいになるのでしょうね。

私もそれぞれ家族達のことを思ってしんどくなる日々もありましたが、必要のないお節介をしていただけなんだって気付き、自分が幸せな気分でいられる範囲内で家族の事を思うようにしてから、随分楽になりました。

もちろん仕事でもそうです(#^.^#)

誰かのためを思っている時間は、思っている人の心が幸せでないとね💛

という事で本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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