靈氣療法士の安定剤

直伝靈氣師範のながよしです。

直伝靈氣では、靈授を受けた瞬間から、受け手の体の弱っている処(エネルギーが欲している処)が手で読み取れるようになります。

他の流派のように施術マニュアルがなかったり、いくつかの決められた場所に手を当てていくといったやり方をとっていないのは、施術時に、手の反応に従うだけで済むからです。

もちろん個人差はあり、スタート時からの感度も人によって様々だったりしますが、これを比べてしまうと自分の上達ペースを崩してしまうので、人それぞれだと割り切ってスルーするのが一番です(*^^*)

それでも、「まったく」感じることができない方にとっては、深刻な悩みですよね。(T_T)

手に何も感じることができないのに、10分も20分もましてや1時間や2時間とずっと人の体に手をあてるとなったら、これほど苦痛な時間はないでしょう。

それじゃ楽しくないしいつのまにか遠のいてしまうのも仕方ない事かもしれません。

でも、本当はちょっとした意識で「まったく分からない」という事態は避けられるんですよね。

基本的に「感度」は自分を甘やかせば甘やかせるほど分かってくるようになります。

逆に自分に厳しくなればなるほど、追い込むほど、わかり難くなっていくのです。

ですからなるだけ自分が楽になれるように物事を捉える練習をすると感度もおのずと高くなっていけるというわけなんです。

 

私の経験の話で恐縮ですが、遠隔をメニューに入れ出した時の話です。

遠隔修得当初こそ私自身も「ホンマかいな~。離れている人に靈氣届くなんて・・・。それマインドコントロールじゃない?」って本心から信じることができなかったのですが、本当に効き目を目の当たりにしたり、手の反応も普通に伝わってきましたので、身の回りの人にどんどん実験して面白がっていました。

がしかし、お客様から遠隔依頼が来るようになると事態は一変!

プレッシャーが手の反応を狂わせてきたのです。

依頼者さんはきっと藁をもつかみたいほど困っているよね!

お金を頂くんだよ・・・曖昧な結果じゃダメ

期待に応えてあげなきゃ!

って自分の中での力みが一気に倍増していきました。

すると

左側に靈氣が流れていく感覚があるけど、もしかしたら右側なのかもって思うと、本当に右に反応が移ってしまったり、こちらの意識に合わせて反応もどんどん変わっていくではありませんか。

なんじゃこりゃ~。何を信じればいいの???

ってな具合💦

幸い手の反応はぐじゃぐじゃでしたが、なんとか靈氣の効果は出てくれていました。

しかしこのままだとそのうちボロが出てくるのも時間の問題💦とにかく一刻も早くこの状況を脱しないとと思案しました。

結果

「期待に応えようとしない」それが一番力を抜く良い方法でした。

施術は最初から最後まで「クールに!」

「どうにでもなれ~。後は頼んだよ」って気持ちで受け手の体さんにすべてを丸投げしちゃいました。

すると再びやってきました。

私の手に、受け手の体さんからのメッセージが💛

以降

今の私の施術スタイルはいつも、こんな感じです。

施術前や後の熱い思いは施術中は封印!

向き合う症状には感情抜き。「可哀そう」も「早く治って」も一切なし。終わるまでずっとそれを維持しています。

冷たいようですがこれが一番感度を狂わせない方法でしたね。私にとっては。(^^;)

手の反応は、施術する者にとっては安定剤のようなものなんです。(ああ、ちゃんと流れているな~ってほっとする♪)

安定した状態で施術すると自然と靈氣の流れ自体も良くなっていきますから、良い事だらなんです。

ですから諦めずに

まったく感じないという方は、今一度自分の心を緩める思考を巡らしてもう一度チャレンジしてみて下さい。

少ししか感じないという方は、その「少し」を素直に面白がって下さいね。だってそれを初めて感じた時は凄く嬉しかったでしょ!(^^)!その「少し」はやがて「もの凄く」に育つ金のタマゴ♪大事に大事に温めてね。

そしてもの凄く感じるという方は、今の調子で頑張って!その感覚に傲ることなく謙虚に靈氣実践に活かしていって下さいね。

ということで今日も療法士さん向けの記事になってしまいました。

それでも皆様最後まで読んで下さり本当にありがとうございました。

 

 

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