過去のエピソードを思い出してまた靈氣を好きになる
直伝靈氣師範のながよしです。
私の楽しみの一つは靈氣ヒーリングを受けられたり、靈氣を身に付けられたりされた方々の後日談をお聞きする事です。
すぐに報告を頂く事もありますし、何年も経ってから「あの時は気付かなかったけど今思うと・・・」って後から報告を聞かせてもらえる事もあったりと、聞かせてもらえるタイミングはバラバラですが、どれもとてもテンションが上がる瞬間なんですよね💛
靈氣を身に付けられた方のエピソードはとても神秘的なものも多く、記憶に残るものも沢山あります。
たとえばそのエピソードを最後に、もう現在は活用していない療法士さんがいたのだとしても、私に伝えて下さったエピソード一つでも残す事ができておられたのなら、靈氣を身に付けられた甲斐があったんじゃないかなって思えるほど素敵な体験をされておられる方もいらっしゃるんですよね(#^.^#)
私が生徒さんからお聞きした記憶に残るエピソードの一つをご紹介したいと思います。
修得されたのは今から4,5,年ほど前でしょうか。その生徒さんは、お父様との関係がとても悪く深いトラウマを抱えておられ、それが影響して大人になっても心身を崩しやすい状況でそんな中靈氣を知り何度か通って下さる間にご自身でも修得してみようとご決断されました。
ところが二日目のセミナーの最中にそのお父様の危篤の知らせが入りセミナーは中断。
お父様がお亡くなりになりすべてを終えて、数週間後セミナーの続きを再開させてもらった時に聞かせてもらったお話しです。
一応靈授して靈氣はできるようにはなっておられたので、セルフ靈氣をしておられたそうですが、全然出来ている実感も持てず、何も感じないので不安だと心配されておられました。
それで自分以外に誰かに靈氣をする機会はありましたか?とお尋ねすると、
はい父にだけです。
と答えられました。
実は彼、危篤の知らせを受けたあの日、病室で苦しそうにしているお父様の体に思わず手をあてておられたのでした。
するとお父様の顔がみるみる穏やかになり、その顔を維持されたままお亡くなりになったという事でした。
これが靈氣の成せる技なのだと思いました。
亡くなる前の一番苦しい時間を穏やかな時間にしてもらえたお父様はどれだけ癒されたことでしょう。
辛そうなお顔ではなく、穏やかなお顔で見送ってあげる事のできたご家族親戚の方のせめてもの救いにもなったでしょう。
そして、これが実質ずーっと仲の悪かった親子の最後の最後にできた和解だったに違いありませんね。
このお話しをお聞きして、すべてこの瞬間に間に合わせるために、彼に靈授をさせて頂いたのだと感じずにはいられませんでした。
もちろんこの体験から何を学び何を得られるかは本人次第なのかもしれません。
しかしこの素晴らしい体験が何らかの良いきっかけになってくれたのなら私はとても嬉しいです。
彼からお聞きする事の出来た靈氣実践エピソードはこれだけだったので、その後の事は分からないのですが、それでもこういったエピソードを残してもらえて良かったなって思います。
靈氣と出逢った頃の初心は少なからず誰でも自然に失せていくものです。
治ったら治ったでこれくらい当たり前
もっと良いモノ見せてくれないと感謝も湧かない
そう思っているうちに靈氣が思うように扱えなくなってしまっている事にも気付かず月日が経ってしまっている事もあるのかもしれません。
私も例外ではありません。
感謝を忘れそうになった時は、自分が今まで靈氣で感動させてもらったエピソードを思い返して初心に返るように心がけている次第です。(^^ゞ
私のブログの中にはほぼすべての生徒さんのエピソードが載せてあり、探してみると「これ私のことかも」って心辺りのある記事もでてくるかもしれませんね。
靈氣に対する気持ちが冷めてきたり、マンネリ化してきたなって感じてきたら、私のブログの中にある「私の事かも記事」に会いに来て下さいね。
そしてまた靈氣を好きになって下さると嬉しいです。
ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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