療法士さん向け・覚悟の靈氣

直伝靈氣師範のながよしです。

昨日、靈氣療法士でもあるお客様がご来店♪

昨年末頃、危篤のおじい様に靈氣をされ、結果、お医者さんの診断より三週間も長くおじい様に生きてもらえたというお話しを聞かせて頂く事ができました。

素晴らしいお話しでした。

 

危篤と聞いて誰もが心の準備をしておられたわけですが、みるみる元気を取り戻され、そのうち食事をしたり新聞読んだりリハビリが始まるまで回復されていきました。

お医者さんも信じられないとのことで、彼女のお母様があまりに不思議がっておられたので、お母様にとうとう靈氣をしていたことをカミングアウト!

するとお母様が

元気になってもまだ歩く事も出来ない状態で、一緒に暮らすおばあちゃんのことも考えないと。あまり余計なことをしないで自然な形に任せないといけないよ。

そう現実を突きつけられ、自分よがりの靈氣をしていたのではと切なくなり靈氣をするのをためらうようになりました。

偶然にも、おじい様はそれを境に一度のリハビリを最後にまた下り方向に。

慌てて靈氣を再開しましたが、前回のような回復劇は見せてくれず、どんどん弱っていかれたのです。

ある時病室で、おじい様と二人でいるときに

「かぜが送られてくる。そのかぜがつらい。かぜを操る女がいるはずだ」

というおじい様の筆談のメモをみつけました。

彼女は、とっさに、自分のしている靈氣におじいちゃんが苦しんでいて、しかもその行為はおじいちゃんに気付かれていたことに、ショックで思わず泣いてしまい、「もう二度と靈氣はしない、この世界から足を洗う」と思われたのです。

しかし、しばらくの間、自分の今までしてきたこと、靈氣で沢山助けられたこといろいろ思い返しているうちに、周りにどういわれようと、私が良いと思ってとった行動に間違いはない。ブレブレな自分だったけど、覚悟を決めて、自分の気持ちに従ってこれからも靈氣をしていこう!

そう悟ったのでした。

後から、お母様とおばあ様が病室に入ってこられ、そのメモは酸素吸入機を操作する看護師さんのことを言っているのだと聞いて大笑いだったそうです(笑)

深い、とても奥深いテーマでしたね。

確かにもう亡くなってしまう人に靈氣して、多少元気になったところで、本人も周りも余計大変な事になるのかもしれません。

それで靈氣しようという気がなければ、しなくてもいいんです。

でも、靈氣してあげたいなって思ってしまったのなら、それは自分の人生のシナリオの中にもう「その時に靈氣をする」ってことが書かれていたってことなんです。

靈氣をしてあげることが運命だったってことなんです。

切なくなってしまったのはシナリオと違うことをしようとしてたから。

大丈夫、施術者が靈氣をするだけじゃ、人の人生なんて変わらないんですよ。

変えるのはいつだって、受けた本人なんですもん!

おじい様に手を当てたのは彼女かもしれませんが、その手からエネルギーを吸収しようと頑張ったのはおじい様の方。

吸収して回復したのもおじい様が勝手に頑張ってしたこと。

同じ様に手をあてても、回復劇が再び起きなかったのは、もうおじい様の体が死期に向けて準備を始めていたから。

施術者側が靈氣をしたしないで、操作されるほど人の人生は人になんて、影響されないんです。

だから安心して、靈氣したいときは靈氣して、したくなかったら、もう死ぬぞって時だって気にせず、なんにもしなくていいんですよ。

そんな靈氣が普段もできるようになると、靈氣の腕もワンランクアップ!だね💛

おじい様ギリギリまで辛いお顔をされていたのに、亡くなられた時の表情はとても穏やかだったそうで、親族全員が安堵されるほど、綺麗なお顔だったという事でした。

このお顔が、彼女が数週間懸命におじい様にしてあげた靈氣の、本当のご感想だったのだと思います。

あらためてご冥福をお祈りいたします。

沢山靈氣受け取って下さりありがとうございました。

そして彼女に覚悟をつけさせて下さりありがとうございました。

それでは本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました(#^^#)