平常心を養う機会を与えてくれるもの

直伝靈氣師範のながよしです。

靈氣療法士さんからの質問で以外に多いのが、靈氣を身に付けたら環境が悪くなることもあるのですか？という質問です。

靈氣を習おうと決心した時から人間関係のトラブルが勃発した

喧嘩した事もない上司と言い合いになり職場を辞めてしまった

急に同僚、先輩の風当たりが強くなった

などなど、あれこれとめんどくさい出来事が起きたりすることは「靈氣あるある」の話ではあるのかもしれませんね。（絶対に起きるわけではないですよ）

でもそのめんどうな数々の出来事は、間違いなく、今より良い環境になっていくための一時的な浄化作用なので、逆に開き直ってその先の未来を楽しみにされるといいと思います。

本当は、遅かれ早かれその嫌な出来事は元々起きる事になっていたはずのもの、それが靈氣を身に付けたことで早まっただけのことですしね。

 

靈氣を扱う上で必要になってくるのが「どんな時でも平常心」でいることなのですが、その力を養う機会を与えてくれるのも、この嫌な出来事だったりするのです。

ここで一喜一憂して物事に振り回されてしまうのか、どんな出来事であっても最終的には「なんとかなるさ」って開き直って平常心を保っていられるかで、靈氣療法士の質も大きく左右されていくんですよね。

 

とは言っても「最終的にはなんとかなるさ」って気持ちでいられるようになるには、実際に「最終的にはなんとかなったわ」っていう体験は必要なのかもしれません。(#^^#)

所詮私達は普通の人間。何事も思想だけでは、限界がありますもん。

「本当に大丈夫だったわ～」っていう経験をしないと、日頃から「きっと大丈夫」だなんて気休めだけでは気持ちを安定させることなんてできないですよ(;^_^A

私も何かある度に一喜一憂しながら生きていた人間でした。

良い事があった時だけ喜んで、嫌な事があるとすぐに落ち込んで、そのどっちかを行ったり来たり

そのうち良い事があった時も、素直に喜ぶことができなくなって起こりもしない不幸に怯え、ため息をつきながら日々を無駄に過ごしていた時代もありました。

でも靈氣と出逢って、何年も靈氣と共に過ごしていくうちに「最終的には事なきを得た経験」を沢山させてもらえるようになりました(^O^)

8年も9年もそれが続いているのですから、さすがに、いちいち一喜一憂もしなくなっていきました。

もちろん嫌な事があれば一時的には揺れ動くかもしれませんが、そんな時は胸に手をあてて靈氣すれば、引きずることはありません。

先日もある療法士さんが不安な事があったので、なるだけ「平常心」になるために胸に手を当てたのだそうですが、それに応えるかのように胸の鼓動が激しくなって何か働きかけられているのを感じる事ができたという報告がありました。

また別の療法士さんの話では、午後から手術（皮膚関係の）があったにも関わらず午前中はパンを焼いて気持ちを落ち着かせたりセルフ靈氣をしたりしながらなるだけ穏やかに過ごされていたのだそうです。

お二方とも不安な事があっても、靈氣をしながら「平常心」になろうという努力をしておられたわけなのです。

そもそも、靈氣ができる状態というのは、心に余裕がないとできない事

不安な中でも、もうすでに靈氣ができる分の心の余裕を残されていたという事ですね。

それだけでも十分素晴らしい。

そうやって不安だと感じる出来事の中でも靈氣を利用しながら「平常心」を養っていかれる方は間違いなく良い療法士さんになっていかれるのです💛

靈氣療法士さん達には、嫌だと思う出来事を、「悪い事」だと捉えるのではなく「チャンス」だと捉えてこれからも魂を磨いていって欲しいと思います。もちろん私もそれに関しては現在進行形です(#^.^#)

ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。