ハプニングで知った事

直伝靈氣師範のながよしです。

先日ちょっとしたハプニングがありました。

夕食のアスパラベーコンに刺してあった爪楊枝が食事を終えたばあちゃんの皿に残っていなかったのです。三本あるはずなのに(゚Д゚;)

本人はケロとして食べてないと言い張っておりましたが、残ってないし。

結局は病院でCTかけてもらって食べてない事が明らかになって一件落着💦

(私が無意識にばあちゃんの分だけ爪楊枝をとっていたようでした。)

でもなんでこんな茶番な出来事になってしまったのだろうと考えてみたのですよね。

ばあちゃんが爪楊枝飲み込んだ疑惑が判明して、病院に行く事になった時私は、主人と娘とでばあちゃんを連れて行ってもらえないかと内心思ってました。本人はケロってしてて今すぐどうこうなる状態でもなかったからね。

実は一時間後に予約のお客様がいらっしゃるのです。運が悪い事にそのお客様は事故があったり、こっちの都合が悪かったりで今月二回も予約を延期になってしまいその日が三度目の正直だったのです!だからまたダメになったなんて言えなくて。

そう思っていると主人が「お客さんに連絡いれて断らんと」って。

思わずムッとして「私がいないと絶対ダメなん?」と声を荒げてしまいました。

そして心の中で、そもそも私はもう少しでお客さんが来るのに、一人で夕食の準備して、ばあちゃんに先に食べさせ、それから家族全員分を食卓に出しているのに、誰も手伝ってくれなかったじゃん!スマホばっかみて!

全部私がせんとダメなんって、心の中で爆発してました。

しかし私がカッカしている間、家族はそれぞれエンジンかけにいったり、ばあちゃんに声かけたり、どこかに三本の爪楊枝が捨ててあるんじゃないかと探したり一生懸命何かしらしてくれてたんですよね。

怒っているから私はそのことも気付けず、とにかくお客さんにキャンセルの連絡を入れながら行く準備を。

車に乗ってようやく、我に返り、こんな状況なのに平然と仕事できなかっただろうという事に気付き、これこそお客様に迷惑をかけただろうと反省してました。

怒りが消えてからは、本来の心配、飲み込んでたら手術?どうしよう~が襲ってきました。

きっと遠隔でスキャンしても今の私の心理じゃ余裕もなくしませんでした。

さーどうしよう、今出来る事は?

と思った時にその日来られるはずだったお客様に、数日前に事故後のフォローのLINEで

「災難に遭た時にいかに気持ちを切り替えるかでその後の展開は全然違ってきますからね!だからこの出来事を良い風に捉えて気持ちを切り替えて下さいね」ってお伝えしていた事を思い出しました。

そうだよね、今しなきゃいけないのはこれだね!

この状況で怒ってたり、不安がってても状況は変わらないのだから、少しでもこの出来事で得たものを考える事にしました。

すると家族皆がばあちゃんを心配してくれたこと、そして私だけの責任じゃなく皆も悪かったって私をフォローしてくれたこと、(主人は私におにぎりまで作ってました(^^ゞ)などなどまた家族の絆を知る事ができました。

そしてCTの結果を聞く事になり、一番いい形で一件落着することができたのでした💛

先生に「どこにもないし、最初から爪楊枝外して出したんだよ~きっと」って、言われた時に、確か娘が「爪楊枝が台所のゴミ袋に三本あるけどこれじゃない?」って言ってた事を思い出しました。

当の本人ばあちゃんに至っては、最初から「わし食べとらん!病院行くが嫌」ってうったえてたな~🙇

私の勘違いで皆を巻き込んでしまったけど、家族は誰も責めず、何事も無かった事を喜んでくれました。

そしてお客さんにも報告したら「良かったー!!安心しました!」って返事を返して下さいました。

みんながそれぞれ責め合いになっていたらもしかすると今回の出来事は違う展開になっていたかもしれません。

あらためて

「災難が起きた理由を探って誰かを責める」より「災難を受け止めて最善を尽くす」行為が、誰にとってもハッピーになれる行いなんだって気付けました。

私ごとの記事になりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。