「反応」は信頼しているけどそれがすべてではない
直伝靈氣師範のながよしです。
ここ数か月、首から肩甲骨と肩の付け根が痛くて、毎日のようにそこに自己靈氣をしています。
靈氣を流している最中やその後、しらばくは痛みがなくなるのですが、パソコンしたりするとまた痛くなったりとズルズル引きずるっております(;^_^A
私がなんでこんな数か月も痛みがあるのに、諦めずに靈氣をしていられるかと言いますと「靈氣が流れていく」のが分かるからなのです。
毎回、びっくりするくらいの反応があります。
なんでよ~いつまで続くの~って思うけど、この反応は「まだまだ改善していくから心配せずどんどん流していきなさいね~」って合図なので、そう悲観的になっているわけではありません。
それに、今こうして続けている靈氣がもっと別の場所を改善させている最中かもしれないし、なにかきっと意味があるのだろうから、引き続き靈氣を続けているのです。
最近慢性的な症状や時間を要する症状のお客様が増えてきました。
つまり、一回や二回靈氣を受けたくらいでは改善されないので通って頂く必要があるわけです。
すぐに改善されなくても、その間にも他の必要な部分に靈氣が行き渡り水面下であらゆる改善がなされているのだけど、それを沢山経験している私には理解できても、それを一度も経験されていないお客様にとっては、そんな話なかなか信じられないですよね。
だから酷い症状のお客様は、一回の靈氣で改善が認められないと簡単に諦めてしまわれる事も多いのです。
こんなに「反応」があって体さんは治す気満々なのにあきらめちゃうのはもったいないな~、ああこのジーンジーンって痛いくらい訴えてくる「反応」が少しでもご本人さんに感じてもらえたらな~。
なんてついつい、もどかしくなる事もあったりなんかして・・・(^^;)
とは言っても今のところ、一回で諦めてしまわれる方と諦めずに通って下さる方の割合は半々ですから、これは逆に凄い事なのかもしれません。
通って下さるほうのお客様にこの前思い切って
「症状が治まらないのに、なぜこうして通おうと思って下さったのですか?」とお聞きしました。
すると
確かにまだ辛い症状がなくなったわけではないですが、別の事で今までどうしても改善出来なかった事がいろいろと改善しているんですよね。それにどこに行ったとしても何年も患ってきたものがすぐに良くなるとは思っていませんし最初から覚悟していましたよ。
とお答え下さいました。
ちゃんと分かって下さってたのですね。
それをお聞きして、いちいち要らぬ説得しなくて本当に良かった~ってつくづく思いました。
実は
「反応」に従って、お客様に「根気強く靈氣を続けて欲しい」とお伝えするべきか、はたまた、お客様の感覚にすべて任せればいいのか
どっちがお客様のためなんだろうと最近迷い始めていたのです。
でもやっぱり、今まで通りお客様の意思にお任せしたいと思ったのです。
通われている方は
心を動かされるような何かを感じて下さったから、もう一回受けてみようかな、また一回受けてみようかなと通って下さっておられるのですね。
そして一度きりの方は
何も動かされなかったから、それっきりだったのですね。それもその方にとっては正解で、きっと心動かされる他の何かが待っているのでしょうからね。
「反応」が分かるからといって、それがすべて正解ではない。
施術者はあくまで他人。
「もっと良くなるのに~」は大きなお世話。
押し通せばただのエゴになるだけ。
自分の事を知っているのはやっぱり自分自身。
自分の意思に従うのが一番効果的!
そんなことをうっかり忘れて見失いそうになっていたけど今年も私はお客様の意思を尊重して寄り添っていけたらと思いました。
もちろん感じた反応の状態はお客様にはお伝えしますが、それで強引に通って下さいとは言いませんのでご安心下さいね。
ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
“「反応」は信頼しているけどそれがすべてではない” に対して5件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。