「良さを分かって!」と念じながら靈氣すると・・・


直伝靈氣師範のながよしです。

先日、れいきが嫌いで苦手だというお客様がご来店!

いきなりのカミングアウトにのけぞりー(゚Д゚;)(笑)

でもちゃんと理由を話して下さいましたよ。

以前、整体に通っておられたときに、あるときからその先生がれいきを身に付けられ、施術中に流してこられたそうです。

すると急に寒気や冷や汗がでて気分がとても悪くなったそうなのです。それ以降もれいきをしてこられるので、それに耐えられずに通わなくなられたのだとか。

その後も普通のサロンさんに行かれるのですが、なぜかどこのサロンさんも途中からセラピストさんがれいきをされるようになって、全部れいきが関わると気分が悪くなってしまったそうです。

だかられいきに関してはもうトラウマになっておられるのです。

そんな思いまでされているのに、なぜ靈氣オタクの私のもとに彼女はやってきたのでしょう。

実は彼女過去に一度だけ、れいきでとても気持ちの良い体感を経験されていたのです。

きっと彼女はその時の感覚を信じたかったのだと思います。

本当のれいきのエネルギーを体感しておられる皆さんはもうお気づきかもしれませんが、彼女の体感したれいき、それ、れいきのエネルギーじゃないですよね。

私が想像するに、(ごめんなさい勝手に)

きっとそのセラピストさん達は、れいきの凄さを分かって欲しかったんだと思います。

エネルギーって目に見えないものだから、慣れないうちはどうやったら受け手の方に感じてもらえるだろうかと変に頑張っちゃうってこともあるのだと思います。

「今までの施術と、れいきを加えた施術との違いを分かって欲しい、なんとしてでも良さを感じてもらい!!凄いいいものなんだから、ほら分かって!」

ってね。

その思いが強くなった時、れいきのエネルギーに交じって施術者さんの念が入り込んでしまうのですよね。

エネルギーに敏感な方であれば、そのときに交じった念を感じてしまうこともあります。

彼女の体験談は靈氣をするものにとってはとても貴重だと思いました。

れいきの良さを受け手の方に、「分からせたい!」と念じながら施術するとどうなるかを教えて下さったのですから。

きっと私も慣れない頃はそんな風に思ってれいきしてた事もあったかもしれませんが、幸いうちの家族は鈍感だったから、悪い氣には気付かず靈氣のエネルギーだけを感じ取って喜んでくれてましたがね(^^♪

慣れない頃はそんなこともたまにあるのかもしれませんが、じきに、念じることが邪魔に思えてくるようになりますから大丈夫だと思います。

しかし逆に慣れてくればくれほど、念じる思いが強くなる人もおられます。

初心を忘れてしまっている人がそうなのだと思います。

れいきの気持ち良さを初めて体感した時の感動、れいきを習ってすぐに実践したときのあのワクワクドキドキ感。

そんな思いを持った習いたての方のれいきってもの凄く気持ちいいんですよね💛そんな初期には、「分かって!」なんて思いも存在せず、ただ「へーなに?おもしろ~い」って興味深々ですからね。

本当のれいきのエネルギーを体感して頂きたかったら、「ワクワクドキドキ、自分は靈氣が大好き」その思いだけで十分。

「どうか分かって!」は余計なこと、邪魔でしかありませんね。

 

私も靈氣のエネルギーも人の念のエネルギーも両方体感したことはありますが、似ても似つかないしろもので、二度と味わいたくないと今でも思っています。

彼女のように、何度も嫌なエネルギーに触れてこられたとしても、たった一度の良いエネルギーを信じて、真実を探し求めて下さる人は少ないのかもしれません。

れいきは気持ち悪いからと二度と近づきたくないと多くの人に思われてしまってはあまりに残念なことだと思います。

ですので、私も靈氣療法士の皆さんと一緒に、常に初心を忘れず、靈氣を好きだという気持ちを武器に「本物」を多くの人に体感していただけるよう励んでいけたらなって思っています。

ちなみに彼女はアロマヒーリングトリートメントを受けていかれましたが、リタイアすることなく、最後まで受けて下さいましたよ

とても気持ち良かったです!ってね!(^^)!

ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。