魂年齢の違う人

直伝靈氣師範のながよしです。

昨日お客様が職場の同僚に困り果てているというお話しをされていました。

職場は介護の現場。相手の人はベテランではあるのですが、70代と高齢のため、大変な作業は他の人にお願いしなくてはいけない事も多いよう。

しかし頼むというより命令に近い状態で指図して皆が汗している間、自分は腕を組んでテレビをみている事もあったりとそれだけも腹立たしいのに、要領がなぜかとても良くて、上の人から叱られることもない。

さらには陰で利用者さんにも暴言吐くは、同僚が口答えすると嫌がらせしてくるはで、結局口答えしてしまった彼女は今は標的にされいつも嫌な思いをされているのだそうです。

 

せっかく仕事も慣れてきたのに、その爺さんのために辞めるのが悔しいです!でも一緒にいるとしんどくて自分がもたないし。

こんなに歳をとっていてもこんなに幼稚な人っているんですかね?なんでこんな人間になってしまったんでしょう。あーしんどい、どうしたらいいんだろう・・・・

そうなりますよね💧上司に言ってもお願いを聞き入れてもらえないならやっぱり覚悟を決めて離れられるのも一つですよね。

確かに歳をとっていても幼稚な人は沢山います。

学歴もあり要領良く人生を生きる事には長けているけど、一方でその年齢になっても幼稚な事をしてしまうという事は、今まで生きてきた中で「起きた出来事」に対して上手く学ぶ事が出来なかったという事です。

要するにその人達は「学ぶ事」に不慣れなんですね。

それはきっと輪廻転生の回数がまだ少ないからなのだと私は捉えています。

まだ「慣れていない」から生きやすいように学力や財力や要領みたいなものをあてがってもらってはいるけど、「して良い事と悪い事」がまだよく分からないのです。

魂年齢の低い人は、痛いを思いをして「して良い事と悪い事」を今世で学び、来世ではそれが反映されて少しずつそれを繰り替えしながら「学ぶ事」に慣れていくのだと思っています。

このお爺さんも、「自分が撒いた種は良い種も悪い種もちゃんと自分に返ってくる事」を知らないがために、「陰でやっている事が誰にもバレなくても神様にはバレているんだよって事」を知らないがために、怖いもの知らずで、どんどん悪い種を撒き続けてしまっているのでしょう。

そしてその全部が刈り取る時期がこの先ぎゅーぎゅー詰めになって待ち受けていることを知らない可哀そうな人なんです。

でも、可哀そうだからと、教えてあげたところで、きっとこの話を理解することはできないでしょう。

幼児が危ない事だと理解できるのは、最初に痛い熱いをどこかで経験しているから。魂年齢の低い人にとっても実際に痛い思いをして初めて「ああそうだったのかー」って理解できるのでしょうからね。

何を言っても通用しないそのお爺さんは、「悪い種をどんどん撒きどんどんその実を刈る」という学びをしている最中ですから、そこに巻き込まれてしまっては損ですね。

「悪い種を撒けばそれが我が身に返ってくるように、良い種を撒けばそれがまた我が身にも返ってくる」という話をしましたらすんなり彼女は理解して下さいました。少なくともそのお爺さんよりは「年上」のようですね(*^_^*)

どうしたらいいんだろう・・・に対する答えはもうでましたよね♪

彼女が時間をかけるとしたら、お爺さんからの嫌がらせに心を痛めている時間より、なるだけ多く人、多くの所に「良い種」を撒いていく時間ですね💛

1の出来事から100のことを悟る人もいれば、100の出来事からやっと1つを悟れる人もいて、いろんな「年齢」の人が一緒になって生きているのがこの世界。

「年齢」が違う人と同じ時間を共有することも時にはあるでしょうし、それによって苦しい思いをすることもあるかもしれないけど、その時間は何かを学べる大切な時間でもあります。

その何かを学べはちゃんとそこから「卒業」もできますから、前向きに捉えて未来に向かっていって欲しいと思います。

日々私も精進です!

ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。