魂はすり減らさない
直伝靈氣師範のながよしです。
先日、お客様に施術中疲れたりすることはありませんか?施術中、話をしていても大丈夫なのですか?というような質問をされました。
そうですね、ずーっと同じ姿勢だったりすると、筋肉が疲れてくるって事はあるのですが、姿勢を変えたり、クッションを置いたりして楽に施術できるよう工夫しながらしてますので、さほど疲れる事はありません。(^^♪
きっとこのお客様が心配しておられるような「疲れ(気を吸い取られる的な)」はまずありません。
施術中にお客様が話されていたら普通に会話もしてますよ。(エンソフィックレイヒーリングはできませんが)
疲れもしないし集中しなくても施術できるのが靈氣の便利なところですからね。
靈氣の事を詳しく知らないかたに説明をする時は、イメージしてもらいやすいように「気功」に似たものだと説明する事があるのですが、それは受け手側にとって同じようなものであるのだけど、施術者側にとっては大きな違いがあるんですよね。
気功は自然界のエネルギーに自分のエネルギーを混ぜ込み、それを意図的に患部に流していくという手法を使っているのですが、靈氣はいっさい自分のエネルギーを使わず、また施術者が流れをコントロールすることもなく、ただただ受け手の体に思い存分宇宙のエネルギーを吸ってもらえるようにボケ~っと手をあてるだけという手法です。
だから当然施術者は疲れないんです(笑)
以前ある靈氣療法士さんが、「靈氣をしてあげようか?」って知り合いの人に言うと、「聞いた事あるよ、自分の魂をすり減らして治すってやつでしょ?誰かの寿命を縮めてまで自分の痛みを治したいとは思わない」って、言われたそうでかなりその療法士さんは落ち込んでいらっしゃいました。
本当は、違うものだけど知らない方にとっては全く区別つかないもんね💦
確かに、「魂すり減らす」ってあるようですしね。
以前、運動不足解消のためにと気功教室の体操に通っていた時がありました。
気功歴の長いその年配の先生の手はとても心地いい氣を放っておられ、お会いするだけで心が穏やかになりました。
その先生がこんな事を話していたのです。
「今は体操を教えているだけだけど、若い時は施術もしてたのよ。でももうしていないの。自分の体が持たないから。患者さんがあ~楽になったーと言う度に、代りに自分が弱っていくの。若いうちはよくてもずーっとはダメよ。」(的な内容だったかな。気功は人にではなく自分自身にすればいいと)
そう言って、人の体に触れる仕事をすることのリスクをいろいろ教えてくれたことがありました。
私は靈氣を身に付けているので、大丈夫です!なんて言えるはずもなく、「はい、気を付けるようにします」って答えてましたが、同じエネルギーを扱う仕事でもこんなにも状況が違うんだって当時は思っていました。
それから10年近くは経っているので、その間大勢の方の体を触れさせて頂いておりますが、やっぱり私は大丈夫です(^^)v
自分のエネルギーを使ってしまったら、その時はどーっと疲れるので、その疲れが警報器代わりになるので、失敗もすぐに正す事ができますしね。
受け手側からみれば、改善されさえすればどの手法でもいいと思いますが、施術者側にとってはどれでも良いという訳でもなさそうですね。
靈氣であっても、根詰めて靈氣をしたり、余裕がないのに無理やり靈氣したり、嫌々靈氣したり、治れ~って念じて靈氣したり、と施術後にクタクタになるようだったら、それは「自分の魂をすり減らしている」のと同じです!
靈氣を正しく扱えば、使えば使うほど受け手も施術者もどんどん健全な心身になっていけれます。
あるお客さんに「ながよしさん長生きしてね~。私も歳いってもここに通って健康なまま長生きしたいから~」って言われました(笑)。
了解です!そのつもりで頑張りますね💛
靈氣療法士さん達にも健康なまま、末永くそれぞれのお客様に靈氣を届けてもらいたいので、魂なんてすり減らさないで下さいね~
ということで本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。