直伝靈氣師範のながよしです。
今日お客さんとお話ししていて、エナジーヴァンパイアの話題がでてきました。
聞いて聞いてどうしたらいい?
「こうしたらいいかも」
そして、決してそうしない。ヒントにもしない。
さらに
聞いて聞いてどうしたらいい?と初めて語るかのように同じ質問をし
「じゃ、こうもしてみたら、ああもしてみたら」と言っても
こうも、ああも決してしない。ヒントにもしない。
さらに
聞いて聞いて・・・・最初から教えて欲しいと思っていないのに、可哀そうな私はどうしたらいいのとおねだりをする。
延々とこれを続ける時間泥棒さんのことをそう呼ぶそうですね。
彼女もその攻撃を連日うけておられるのだとか💦
彼女のように、ヴァンパイアに気を吸われてクタクタになってくるお客さんがたまにおられます。
不思議な事に、その彼女達は決して私の気を吸ったりしてきません。
普通の雑談の中からでも、なんらかのヒントをみつけて活かそうとしておられるので、疲れる会話にはならないのです。
ヴァンパイアに好かれる方というのは、人のことを自分のことのように親身になって考えるような人情味深い優しい方。
反面、優しい方は自分がやられて嫌な事は他人にもできないので、決してヴァンパイアに吸われてもヴァンパイア化したりすることのない強さも持っている。
今日の彼女も優しさと強さを持っておられます。
優しさ故に、突き放すことができず、頼ってくる人に無関心、無視する自分の行為が許せないとおっしゃっていました。
私もこのような仕事をしていると自分の無力を感じるときがたまにあります。共感すらしてあげれないときもあるんですよね。たまにですが。
でもそんな時は、「あなたが放っておいてもその人はきっと大丈夫!」って心の中の私が語り掛けてくるので、それにかけてみるんですよね。
相手には無関心や無視されたようにみえるかもしれませんが、私は無視しているのではなく、自分の心の声を信じてそのミッションを行っている最中なんですよね。
今日の彼女もきっと彼女自身の心の声が聞こえているはず。
今回の事は・・・相手の人(ヴァンパイア)と私の両方の修行なんだと思います!
と何かに気付かれたご様子でした。
これがヴァンパイアとそうでない人の違いなんだと思いました。
ヴァンパイアになった人が、人間に戻るためには、アドバイスも共感も必要ないんです。
必要なのは自分で考える時間だけ。
這い上がりたいと本気で思っているなら、きっと時間がかかっても這い上がってくるでしょう。
それを信じて無関心に徹することも大事な修行なのかもしれませんね。
毎回お客さんによって違う会話に発展していくのですが、彼女が言ってた「修行」はこうして一緒に話す流れとなった私の「修行」でもあるような気がしました。
日々学びですね。
ということで最後までお付き合い下さりありがとうございました。