それが宝物なのかもしれません。

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直伝靈氣師範のながよしです。

昨日お越しのお客様がご自身の治らない癖に対してどうしたらよいものかと困っていらっしゃいました。

その癖というのが、一旦何かに集中し出すと(食べるのも寝るのも忘れてしまうくらい)没頭してしまうこと。

その意識に体力が追いついていけずに、気付いたらヘトヘトになって寝込んでしまうことが学生時代からあったのだということで、体力がついていけない以上、その意識をセーブして、バランスをとっていかないと早死にしますよって専門家の人からもアドバイスはされてたそうですが、どうしてもその癖を治す事ができずに困っておられるのです。

なるほど・・・バランスが保たれると解決の道も出てくるのかもしれませんね。

バランスを保つには

意識をセーブして体力に合わせるか

セーブはしないで体力の方を高めるか

体力の省エネを工夫するかのいずれかになるのかもしれません。

意識のセーブができなくて困っているのですから、これは無理ですし、体力を高めていくのも年齢を重ねていくうえでは大変な事ですね。

だとしたら、体力の省エネを工夫するっていうのが解決の糸口なのかもしれませんね。

なのでこれからは意識をセーブすることに力を注ぐより、集中するのであれば、なるだけ労力や体力のかからないものを選択することに力を注いでいった方がいいですよね。

何をどうしたらいいかは私にも分かりませんが、こうして少し方向性を変えてみることで悩みも解決できることもあるでしょうから、糸口をみつけていってもらいたいです。

と、思っていたら、彼女が急に

全く話は変るのですが・・・と、靈氣のお話しをされました。

そのお話しを聞いて、あ、何をどうしたらいいかもう答えが出てる!と気付きました。

彼女は靈氣をしてたらいいんだと!!

実は彼女はここ一年くらい毎日ご両親に遠隔靈氣を続けておられます。

やはりそこでも集中してしまう癖があるので、最初から時間を20分と決めて、きっと歯磨きするような感覚で毎日のルーティーン、つまり日課にされていたのです。

お二人分合わせると40分!それを毎朝毎朝続けるなんて私にもきっとできないと思います(^^;)

が、彼女にはそれが苦痛なくできているのだそうです。

靈氣に関しては唯一、途中でリタイアすることなく続けることができたとお話しされていたのですが、時間のコントロールもできて、それを上手く日課として取り入れる事ができておられるのでこれはきっと彼女にとてもマッチしているのだと感じました。

施術者が、毎日毎日苦痛を感じず、20分ずつご両親に靈氣を続けるとその一年後にはどうなっているかという事もお伝えしないといけませんね。

以前のお父様は仕事に帰ってくるとぐったり疲れておられて、疲れた疲れたと言ってはお仕事での愚痴ばかり言ってたそうですが、最近はその小言は一切でてくることもなく、以前より体も動いて元気になり、会話も明るい内容になっていたのです。

お酒は浴びるほど飲んで常に顔は赤かったのに、今はビール半パイでも十分になって自然とお酒を飲まなくもなってきました。

お母様はずーっとお姑さんやお舅さんにいじめられていた事もあり、本来の自分を抑えて我慢して生きて来られてたようなのですが、それが次第に本来の自分らしくなってきて、好きな事をいっぱいするようになり、とてもユニークで面白い面がどんどん戻って来られ、彼女の子供の時に感じていた明るいお母様に戻っていかれたそうです。

決していつもが和気あいあいとしているわけでもなく喧嘩をし合う事もあるけれども、明らかに家族全体が明るくなってきたことは間違いありません!

一年という長いスパンでご両親を眺めるとこんなに大きな変化が起きておられたのですね。素晴らしいことです💛

これは誰にでもできることではありません。

彼女の集中力の成せる技と言っても過言ではないかもしれませんね。ご両親だけではなく、もっと他でもこれを活かしていかれるといいですね(#^.^#)

 

治したくても治す事の出来ない事は、本当は治す必要のない癖なのかもしれません。

セーブしたくてもセーブできないと悲観して苦しむ時間を、「それ」をどう上手く活かしていけるだろうかと模索する時間にあてた方がずーっと自分のため人のためになるんです(#^.^#)

だって「それ」が天からあたわった宝物なのですからね💛

天はとても分かり辛い宝物を、使い方も教えずに、すべての人に平等に与えて下さっているのだと思います。

それが宝物だったのだと気付き、使い方をみつけていくってことが私達に課せられた大きな宿題なのかもしれませんね。

私もそれが宝物だと気付けない、自分の嫌いなところがいっぱいあるので、これからも宿題をしっかり解いていきたいと思いました。

ということで本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。