消えない心の痛みは何のため?


直伝靈氣師範のながよしです。

昨日は悪天候の中、市外の方からお客様がご来店下さいました。

選んでくれたメニューはアロマ&れいき60分コース

彼女は最近レイキを修得なされたとのことですが、あまり効いていない気がするので、他のれいきを扱っているお店で一度れいきを試してみたいということでラベンダーをみつけて来て下さったのです。

ありがたいですね💛

れいきは、症状によって効いていないと思うくらい時間を要するものもありますが、全く効いていないと感じながらするのと、少しずつでもどこかしらに効いていると感じながらするのとでは、やる気も全然違ってきますね。

彼女も、もしかすると効いている部分を見落としてしまっているのかもしれないので足湯をして頂いてる間に、いろいろ会話させてもらいました。

すると、ちゃんとご自身のレイキも、効いておられたんですよね!持病だった頭痛や冷え性体質も修得をされてから改善していかれたそうですよ。

効いていないと感じていたのは、いくら胸に手を当てても心の痛みが取れないからだったのです。

それは効いていないと勘違いするかもしれませんね。

心の傷ってそう簡単に癒えるものではないですからね。

そして癒えてきたとしても、全く消えてなくなる事もありませんしね。

靈氣(レイキ)で効果があるとしたら、「その心の傷を消す事」ではなくて、「その傷をどう活かして生きていけばいいのかということを考えれるようになる事」だと思うのです。

心が痛いという感情は、それをどうにか癒して補うとする感情も同時に生み出してくれるんですよね。

そうやって痛みを通して、養われていく癒しの心、労わる心、そこにスポットライトを当てられるようになると、痛みそのものに翻弄されることもないのかもしれません。

彼女がお話しして下さったのですが

心に傷を受ける出来事も多く、その傷を消していくこともできない・・・

どうしてこんなに続くのかと人に相談して返ってきたアドバイスが

「それは宿命だから受け入れて耐えるしかない」と。

因果応報。前世のカルマを今世で償うというお話しですね。

そのような考えもあるのかもしれませんが、もし償うために、またこの世に生まれてきたのだとしたら、その償いは、苦しみ耐えて生きることではなくで、喜び楽しんで生き抜く事だと思います。

痛みを感じる出来事があったり、痛みが簡単に消えないのは、自分を傷つけた人を同じように傷つけるためでもなければ、自分を痛めつけ続けるためでもないですよね。

同じような痛みを持った人を理解してあげれるように、同じような痛みを人に与えないように、そして、この痛みから得られた豊かな感情を増やしていくために消えない痛みがあるのだと思えば、痛みも恵みの一つに変わります。

苦しみ耐えて生きていく事より、そんな思いやり優しさに満ちた人になって欲しいと神様も願っているんじゃないかな。

施術が終わってご感想をお聞きすると

すーっと心が軽くなっています!心を痛めた自分を隅っこに隠すのではなく、ちゃんと引っ張り出してあげて癒してあげないとと思いました!

なんとも素晴らしいお言葉!

靈氣はそんな感情を引き出してくれる素晴らしいアイテムなんだなって改めて感じることができました。

ネガティブな感情も大事にしっかり味わって、それによって生まれる優しさを養っていってもらえたらなと陰ながら応援しています。

ということで最後までお付き合い下さりありがとうございました。