「分からない」より「分かる」ようになった時の方が気をつけないといけないのです。
直伝靈氣師範のながよしです。
先日行われた後期セミナーの続きのお話しです。
後半は遠隔靈氣の講座
遠隔が使えるようになると、人に靈氣をしてあげるハードルがぐーっと低くなってくれますので、「宝の持ち腐れ」にしなくても済むようにもなります。
本当は、相手からの依頼や了解を得て、行うのがベストなのですが、カミングアウトもまだだと壁を乗り越えるまで待たなければいけないし厳守ではないのでお気楽に試して頂ければと思います(#^^#)
遠隔講座の話とは少しズレてしまうのですが・・・。
どこに靈氣したらいいかってことは次第に分かってくるものですか?
いろいろなことがわかってくるようになるのですか?
というご質問がありました。
はい、次第に分かってきますからご安心を(^^)v
はじめのころは、手の反応も感じ難いかもしれませんがもし分からなくても自然と「ここ」かもってカンも出てきますので勘違いかもって思わず、自分の感覚に従って「まずはやってみる」って経験を積んで頂ければと思います。
「わからない」と悩む療法士さんは多いかと思いますが、実はむしろ「わかる」ようになったときのほうが本当は気を付けなければいけないんですよ(^^;)
靈氣を続けていれば施術中の手の反応以外のことでも、なんとなくではありますがあれこれ「わかる」ようにもなってきます。
私が靈氣を修得した時に、そのお話しを先生方や先輩方からお聞きして
へ~私もいつか「わかる」ようになるのかな~って先生や先輩方を羨ましいと思っていました。
ただし、それをむやみに受け手側に言うのはNG!と言われました。
つまり「人の宿題の答え」が分かったとしても、イチイチそれを教えてはいけないということ。
手から伝わる情報はいいんです。靈氣療法をしているのですから。
たとえば「まだまだ靈氣が欲しているよ」「とりあえずは満腹みたいね」靈氣がどこによく流れて言ってるかなってことは施術の効率も助けてくれますので時には受け手の方にお伝えすることで習慣を見直したりと改善も促すこともできますからね。(それ以外に関与すると逆にややこしいことになってしまう)
たまたまセミナーでそのような話に発展していったのですが、受講者さんである彼女(フェイシャルエステティシャン)が思い立たれたようでこんなお話しをされました。
施術している中でお顔の状態で読み取れる歪みetcの情報をお客様にお伝えすると、いろんなものが分かるのだと勘違いされて占い師さんに尋ねるような質問をしてこられることもよくあるのだということで、そう聞かれたときはちゃんと「そんなこと分からないですよー」ってお伝えするようにしていますとおっしゃっていました。なんとなくわかることはあってもそれはお客様には言わないようにもしておられるそうです。
だって私はただ、お客様に本来のお顔の状態になって欲しいだけだから
フェイシャル中にそれ以上のことを期待されるようになると自分もしんどいので・・・とおっしゃってました。
たしかに占い師のお仕事をされてる方なら別ですが、占い師でもない私や彼女にとってはちと荷が重いよね(^^;)
もしその需要があるのであれば、フェイシャル時に伝えるのではなく、カードなどちゃんと別メニュー時に伝えたほうがいいかなと新しいメニューを思案中とのことでした。
たしかに二刀流にしてちゃんとお代金を頂くことができるのであれば、それは「余計な情報提供」ではなくなり「有益な情報提供」となりますもんね(^^)v
私もあくまで自分は「靈氣をするだけの人」(^^♪
靈氣ヒーリングは「自分でわかるようになる力」を養ってくれるもの
自分で選択できるようになり
誰のせいにも
自分のせいにすらすることなく
失敗も成功も関係なく
自分が選択した時点でそれがすべて正解になっていくのだということを
深く理解できるようになれるもの
それを促してくれるエネルギーを届ける人間が
自ら、人の宿題の回答をしてしまったら、自立どころか依存を与えてしまうことになりかねませんからね。
何を目指すかによっても違ってくるかもしれませんが、もし「わからない自分」に劣等感を持っておられる療法士さんがいらっしゃるのであれば、そのままでも十分ですよ。むしろ分からなくてラッキーかも💛
「靈氣をするだけの人」を目指すのであればですがね(#^.^#)
ということで、今回のセミナーはセラピストさんということもありこのような話題になってしまいました。
自分達と似たような方のご参考になればと記事にさせて頂きました。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。