効果を下げる思考と効果を上げるコツ
直伝靈氣師範のながよしです。
靈氣ヒーリングを施術する上で、より効果を上げるためのコツのようなものがありますか?という質問を時々頂きます。
たとえば20分間靈氣をするとして、コツを掴んで臨む20分と、コツやなんやと深く考えずに臨む20分とを比べると、私の経験からいって効果の程は大して変わらないのですよね。
でも、なんやかんやとあれこれ考えて臨む20分とでは、20分間は同じでも効果の差は全然違ってくるんです。
なので、「より効果を上げるためのコツ」を掴むより「より効果を下げる思考」を知っていたほうがいいですよ(^^)v
より効果を下げる思考とは・・・
まず思考自体が施術の邪魔。なんにも考えないのが一番です。
でも無心は偉いお坊さんでも簡単じゃないと聞きます。ならば一般人は開き直るべし
無心ではいられなくても次の事は考えない方がいい
早く治って~
可哀想だな~
本当に治るのかな・・・
怪しまれてないかな・・・
どうだ私すごいでしょ!
私がなんとかしてあげる!
助けてあげたい!
などなど。
こう思って靈氣していると、施術者側の方が力尽きてしまってヘトヘトに。
効果もさほど出ないし、逆に拒絶反応が起きて受け手側の人が気持ち悪くなることもあったりします。
自分がヘトヘトになってしまうような思考を持たずに靈氣を施術することができれば、それだけで効果を上げられますよ。
ちなみに、より効果を上げるためのコツもお伝えしておこうかな(^▽^;)
それは、初心に返る!
シンプルですが、靈氣を施術する上で、初心に勝る精神状態はないと思ってます。
初心の何が良いかって言うと、手を当てるとどうなるのか、まだ知らないことです。
手を当てたら、痛い処が消えたーっていうビックリ経験も、手を当てても何も変化が起きなかったわーっていうがっかり経験も未経験だということ!
それってどういうことかと言いますと、ただただ、どうなるんだろう?っていう好奇心のみの感情でいっぱいってことなのです💛
結果がどうなるのか決めつける事ができない状態が初心であることの強みなのです。
その状態でいることが、図らずも「結果はすべて天にお任せする」という状態そのものです!
それが簡単にできるのは初心の時だけなんですよね(^^ゞ
ところが
痛みが消えたという成功を体験をしてしまったら、期待値は高まってしまい
何も変化を感じられなかったという体験をしてしまったら、期待しなくなってしまうのです。
そう言った経験一つ一つが、新たなる余計な思考を生み出してしまうことになり靈氣に慣れてくればくるほど、経験値が邪魔をしていろんな感情と闘わなければいけなくなるのです。
靈氣に修行があるとするならば、経験を通して湧いた様々な感情と折り合いをつけながら、「結果はすべて天にお任せする」という状態にもっていくという修行なのだと思います。
これは靈氣を使いこなしていらっしゃる方ほど痛感しているしんどい修行なのだと感じます。
でも、初心の頃のように好奇心だけに胸を躍らせてワクワクしながら手を当てる感情を思い出す事ができれば、この修行も難しいものではなくなります。
私も日々いろんな経験をしていく中で、勝手に靈氣に期待したりしなかったりと、純粋に好奇心のみで手を当てられなくなってしまうこともありますが、そんな時はしっかりあの頃の気持ちを思い起こして靈氣をしてみるんですよね。
すると、不思議と驚くようなミラクルが巻き起こってきたりするのです。
どんなにミラクルが起きたとしても次の施術ではどうなるのか予測できないし、どうなることが当たり前なのかってことも決してない。
結果はすべて天にお任せするしかありません。
そして、天が計らうその結果こそが、受け手にとっての最善の結果であり過程なのだと信じていますので、一喜一憂することなく靈氣をさせて頂けることに誇りを持って、お仕事や家庭療法を続けていきたいと思ってます(#^.^#)
この記事が何かの参考になれば嬉しいです。
ということで本日も最後までお付き合い下さりありがとうございました。