直伝靈氣師範のながよしです。
今月お客様からラインが届きました。
動悸がしてとまりません。エンソフィックで良くなりますか?
はい、そのような事例で改善していかれたお客さんは何人もおられますよ。
そう返答すると即予約をとられ先日無事3回目が終了しました。
受けたからと言って
『焦ったり慌てたりしないこと、こうなりたいと理想を持たないこと』
これが、エンソフィックレイヒーリングの効果を最大に高めるコツです。
ところが彼女は、ノンストップで「コツ」とは逆の思考回路を突き進まれました。
一刻も早く不安から解き放たれたかったのです。
きっとヒーリング受ければすぐに動悸や吐き気は止まるはず・・・
でも止まらなかったらどうしよう・・・
この先ずっとこのまま変わらなかったらどうしよう・・・
そのプレッシャーで施術後すぐに動悸や吐き気が襲ってきました。
その後家に帰られてからも不安も激しく襲ってきます。
「焦っちゃだめ」なんて言葉は、余計彼女を焦らしてしまいます。
これは手強いぞ・・・・
でも私のカンが「彼女は案外大丈夫」と言っている。(根拠もないのに私のカンめ~(^^;))
しかし、かなりネガティブなお嬢さん
ご本人さんでも手に焼いている思考回路です!
それなのに、彼女の体が言っています。
「思考回路より肉体を整えて」って。
それでピンときました。
ああ、足りなくなっているんだ幸福ホルモン
セロトニンってやつですね。
首の後ろに手を置くと、「そこ!」に流してくれ~と言っております。
彼女の場合、ややこしい思考回路を持っているのではなく、自律神経のバランスを崩したことで、思考回路がややこしくなってしまっていただけなのかと気付いてきました。
最終日、あんなにネガティブだった思考回路が少しずつ変わってきたではありませんか。
動悸や吐き気がおきたときは、
前回までは、大丈夫な時もあるけど、また元通りになるからこの繰りかえしがいつまで続くんだろう・・・
と常にいずれくる発作を心配してすごされていたのに
後半の彼女は、大丈夫になる自分もいるし、動悸や吐き気と向き合っている自分もいる
とどっちの自分も今は必要だから存在するのだということを思われるようになりました。
またこの先の不安や症状の辛さで泣いていたのが、今はそんな自分を支えてくれる家族の愛や友人周囲の優しさに涙されるようになっておられました。
早く元気になりたい、元気になれるんかな、元気になれなかったらどうしよう・・・という思考ループから、まだ私弱っていると思うので、一月も無理せんとこ~って言われるようになりました。
本当にややこしい思考回路をお持ちの方であればこんなに短期間に変われないと思うのですが、やはり幸福ホルモンが足りていなかっただけですね。
こんな事態になってしまった、きっかけとなる出来事は当然あったと思うのですが、それは不幸になるためではなく、きっと彼女の進化成長のために避けては通れない出来事だったにちがいありません。
良い事がないと安心できなかった彼女。
良い事があっても次に良い事がこないとすぐに不安になる彼女。
良い事と思えることも悪い事と思えることも、起きてしまったことは自分にとって一番ベストな結果と受け止めれるようになると不安はいつのまにか消えてなくなります。
結果的に良い事しか起きていないことになりますね。波があるけどそうやって上昇気流にのっていけるんです。
幸福ホルモンが満たされると、気付いたら、自然にそういう思考回路になっていけれます。
『ゆっくり焦らず、理想も持たず、流れにるがままに行動する』
エンソフィックの効果を最大限に活かす言葉
今の彼女になら届いてくれるかな(笑)
ということでお付き合い下さりありがとうございました。