子を思う親の愛には勝ち目がない


直伝靈氣師範のながよしです。

昨日お越しのお客様はアロマヒーリングトリートメント♪

彼女もセラピストさんです♪

自分の知識なんて忘れ去って人に精油を選んでもらうって、なんかいいですね♪

わかります♪たまに何にも考えず誰かにお任せするって緩みますよね~

最近はミントが人気♪

施術も終わり部屋中が爽やかなミントの香り🍂

マッサージ中は瞑想状態と似ていたりします。

寝ていなければ、セラピストとお話しするか自分とお話しするしかないのです。

心地の良い状態で静かに自分自身とお話しするととても素直になれたりするんですよね💛

彼女がほっこり顔でゆっくりお話し下さいました。

(マッサージ中)今日は寝ていなかったのですが、なぜか両親のことを思っていました。もっと愛されててもいいのかなって・・・。子供を持ってみてようやく、親の愛の大きさに気付かされました。

彼女は、親に助けてもらえる環境に大変感謝をしておられますが、かといってその分親にお返しが出来るかと言ったら、それもなかなかできないので後ろめたさがあるのです。だからなるだけ甘えないように気を遣うのですが、結局それも空回りで、そのまま甘えてた方が良かったという結果に終わる事も多いそうです。

そうですね。なんかわかります。同居あるあるですね💦

彼女が気付かれたように、素直に甘えて愛してもらえばいいんですよ(#^.^#)

これはギブ&テイクだから。

なぜ「ご両親から助けてもらえている」環境に自分がいられるのか。

それは、彼女がご両親に何かを与えているからなんですよね。

自分が親から受けている愛情とは違った形で、ちゃんとかけがえのない何かを与えているからお互い様でいいのです。

親はどんなことがあろうと無償の愛を子供に注ぐことができるんです。

しかし子供は親と同じように親に対して無償の愛を注げるかといったらそれはとても難しいことだと思うのです。

親の子を思う心は到底太刀打ちできないほど大きいからです。

親から受けた大きな愛は、親に返すものではなく自分の子供に返していくもの。

それが自然の摂理。

地球上歴代の親達は、子供から返ってこない事を承知で大きな愛を注ぎ続け、次世代に愛を繋いでいって欲しいと願っていた違いありません。

自然の流れに逆らうと、このベクトルが反対になってしまい上手く事が運ばなくなってしまうのです。

私もずっと、子供を思うのと同じ様には、親に思ってあげれない罪悪感に苦しんでいましたが、彼女と沢山話して、彼女と共に親という生き物の偉大さを気付かされ、親の偉大さには勝てないと開き直ることができ楽になりました。

実は私は子供のころよく母親に言われていました。

おかあさんは、あんた達以上に、ばあちゃんやじいちゃんに何かしてあげることはできん。ばあちゃんもおかあさんに言っとった。

『わしらちになんもせんでいいから、子供らによーしてやってくれ』ってね。

だからそれでいいが。順々や

ってね。

私は「嫌だ!絶対私は親大事にするもん。親が一番大事やもん」

って言うと、

「いつか子供が出来たら分かるから」って言われていました。

そして子供ができ、いつのまにか親に無償の愛をもらっていたことも忘れて、親をめんどくさいと思っている自分がいました。

そんな娘でも、きっと母親は私から何かを与えられていることに満足して幸せだと感じているのだと思います。

私にできることは、親の愛をもらい続けること。

そのことに感謝し喜ぶ姿を見せてあげるのが一番の親孝行なのかもしれません。

私が悩んでいるときにタイムリーで同じ悩みをもった彼女が来てくれたことが奇跡のように感じられました。

お客様はやっぱり神様ですね💛

ということでこのような話に最後までお付き合い下さりありがとうございました。